Synced passkeys

同期パスキーは、
2つの方法で使えます

QRコードとBluetoothが必要なのは、別のデバイスに保存されたパスキーを使う場合だけです。

2つの使い方を見る

01

同一デバイスで使う

OS・ブラウザー・プロバイダー

そのPCやMacに同期済みなら、スマートフォンを介さずに利用できます。

02

別のデバイスから使う

QRコード + Bluetooth

スマートフォンなどに保存されたパスキーを、PC側から呼び出します。

Windows・macOSとも、利用可否はOSだけでなくブラウザーとパスキープロバイダーの組み合わせで決まります。

Two routes

違いは「パスキーがどこにあるか」

Microsoftのサインイン手順でも、同一デバイスと別デバイスの利用方法は分けて説明されています。

01

Same device

同一デバイス上で利用

そのデバイスのOS、ブラウザーまたはパスキープロバイダーに同期済みのパスキーを、そのまま利用します。

  • スマートフォンを介さずにサインイン
  • 利用可否はOS・ブラウザー・プロバイダーの組み合わせで判断
  • 例:WindowsのChrome + Google Password Manager
02

Cross-device

別のデバイスから利用

スマートフォンなどに保存されたパスキーを、QRコードとBluetoothを使用したクロスデバイス認証で利用します。

  • PCに表示されたQRコードをスマートフォンで読み取る
  • PCとスマートフォンの両方でBluetoothを有効化
  • パスキーはスマートフォン側のプロバイダーに保存
要点

「同期パスキー = 必ずQRコード」という理解は正しくありません。 QRコードが必要なのは、別のデバイスのパスキーを使うときです。

Provider compatibility

対応可否は「組み合わせ」で見る

OS単体の可否ではありません。どのブラウザーで、どのパスキープロバイダーを使うかまで確認します。

同期パスキーの主な対応環境

Microsoft公式の対応表をもとに整理

OS × ブラウザー × プロバイダー
パスキープロバイダーWindowsmacOS
Apple PasswordsiCloud Keychain非対応ネイティブ統合macOS 13以降
その他1Password、Bitwardenなど拡張機能を確認拡張機能を確認

PC単体で利用可能

スマートフォンを介さず、Microsoft Entra IDへサインイン

Google Password Managerに同期パスキーが利用可能な状態であれば、WindowsのChrome上でそのまま使えます。

「△」の意味:OSだけでは一律に判定できず、ブラウザーとパスキープロバイダーの組み合わせによって利用可否が変わることを示します。

Device-bound passkey

Microsoft Entra passkey on Windows

同期パスキーとは別物です。Windows Helloのローカルコンテナーに保存され、デバイス間では同期しません。

プレビュー
対応OS
Windows 10/Windows 11
ブラウザー
機能固有の公式一覧は未確認
保存場所
Windows Helloのローカルコンテナー
パスキーの種類
デバイスバインド
デバイス間同期
しない
Entra参加/登録
必須ではない
Windowsへのサインイン
利用不可Entra IDのWeb/アプリ認証用
構成証明
強制不可

Practical guide

利用環境から考える選び方

最後に、日常的に使う端末と管理要件をもとに候補を絞ります。

以下はMicrosoft公式の推奨表ではなく、各パスキーの対応環境と特性を基にした実務上の整理です。組織のセキュリティ要件、構成証明の要否、端末管理方針などに応じて選択してください。

01

iPhone・Mac中心

Apple Passwords

macOS 13以降ではOSにネイティブ統合。Windowsから同じ方法では使えません。

02

Android・Chrome中心

Google Password Manager

Windows/macOSのChromeに組み込まれ、同一デバイス上でも利用できます。

03

Windows PC中心

同期型かローカル型か

ChromeのGoogle Password Manager、またはデバイスバインドのEntra passkey on Windowsを比較します。

04

複数OS・外部製品中心

拡張機能・アプリを確認

1Password、Bitwardenなどは、利用するOSとブラウザーごとに対応状況を確認します。

選定前に確認する3点

  1. 1
    構成証明が必要か

    同期パスキーは構成証明をサポートしません。

  2. 2
    どの端末・ブラウザーを使うか

    OS名だけでなく、実際の組み合わせで確認します。

  3. 3
    同期型かデバイスバインドか

    利便性、復旧性、端末管理方針のバランスで選びます。

Official sources

Microsoft公式情報